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遺棄され、虐待・・・親の愛情知らずに育った青年からの相談 - 生活保護申請のことは岡行政書士事務所

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コラム 生活保護の現場から

遺棄され、虐待・・・親の愛情知らずに育った青年からの相談

公開日:2016年12月10日(土)

最近あった相談は、20代前半の若い人から。

生まれて直ぐに両親に遺棄され、施設で育った。

父親は生まれる前に蒸発し、名前すら知らない。

小学校のとき、施設に突然母親を名乗る女性が現れ、引き取られたが、その母親からは酷い虐待を受けた。

3人兄弟だが、名前を知っているぐらいでほとんど記憶がない。

中々職につくことができず、「自立支援センター」で世話になったらしい。やっと職を見つけ他府県に移動したが、それは何故かキャンセルとなりまた大阪に戻ってきた。住むところがなく知人宅に居候状態だったが、家主から追い出され、今はネットカフェを転々としている。鬱病を患い、一人でいると「死にたい」「自分なんてこの世にいても何の意味も無い」という気持ちに襲われる。

動こうとしても全く力が入らず、仕事をする気力が全く失せている。このままでは確実に路上生活に陥るだろう。

 

先ずは温かい布団で寝ることのできる住居と、朝昼晩キチンと食事を採ることのできる環境をつくって、心を癒やし、働く職場をさがし自立しようと、生活保護申請を手伝うことになった。

「自分は甘えているのか?」「自分さえしっかりしたら生保は受けなくていいのに」という気持ちも拭いきれない。

でもいままでの彼の人生を考えたら、ここらで一休みすべきではないか?長い人生の中で、何年かの生活保護生活なんてほんの小さなもの。心と身体を回復させて働けば十分借りは返せるのだ。

 

最後のセーフティーネットはこういうときにも役にたつものではないのか?