外国人も生活保護が受けられるのですか?

現在、生活保護法上、外国人の生活保護受給権は認められていません。しかし、国の通知によって、保護に準ずる扱いをすることになっています。  

対象となるのは、永住者、日本人の配偶者等、永住者の配偶者等、定住者、特別永住者、認定難民です。  

公園、ネットカフェで寝泊まりする人の場合、寝泊まりしている地域の福祉事務所が実施責任を負いますが、外国人の場合は、在留カード等に記載された住所を管轄する福祉事務所になります。  

問題は、「受給権がない」、つまり、「恩恵」という位置づけのため、仮に保護申請が却下されても、不服申立て等の審査請求ができないことです。私が申請代理を行った経験では、やはり救済措置が無いということは、福祉事務所の「指導」等には異議があっても従わざるを得ず、外国人の人権擁護の観点からは大きな問題です。欧米では、自国民と外国人の適法滞在者を差別しないことが常識であり、日本はこの面でも大変遅れています。