生活保護はどうすれば受けることができるのですか?

生活保護法には、「保護は、要保護者、その扶養義務者又はその他の同居の親族の申請に基いて開始するものとする。」(第七条)と書かれています。また、申請の方法(口頭か文書か)は何の決まりもありません。ですから、生活保護担当課の窓口に行って「私は○○町の○○ですが、生活保護を申請します」と口頭で伝えるだけで、本来は「申請」は有効に成立しているはずなのです。しかし実際には「事前相談」と称して別室に連れていかれ、申請書さえ渡されずに帰されるのが実情です。

どこの役所に申請するかも、法律に定められています。居住している場所がある場合は、その自治体の福祉事務所、居住している場所がない場合(ホームレス等)は、現在地の福祉事務所です。「居住地」とは、必ずしも「住民登録」のあるところではなく、実際に生活し生活の本拠となっているところです。「現在地」とは、「現に所在する場所」のことです。

当事務所では、公園で野宿生活を余儀なくされている人や、いわゆる「ネットカフェ難民」の方のサポートも数多く手がけてきましたが、「○○公園」や「○○駅前○○ネット喫茶」等を「居所」として申請し、生活保護が開始されています。