親戚から大学入学金を借りると収入になるのですか?

保護を受けている間に借金をすると、その額は「収入」として認定され、保護費から差し引かれる扱いになっています。

ただし、事業の開始資金や、技能習得のための資金、就学資金、医療費又は介護費用、結婚資金、国や自治体の貸付金で一定のものはその例外として、「収入」とは扱わないことになっています。(局長通知 第8)

いままで、「収入」とは扱わないことになっている「就学資金」の中には、大学の入学金は入っていませんでした。だから、親戚からお金を借りて大学の入学金を支払うと、「収入」とみなされ、保護が廃止される可能性があったのです。 

今回厚生労働省社会・援護局長通知によって、平成28年7月1日から、大学等入学料、自動車運転免許取得費、就労・就学に伴う転居費用が「収入」とは扱わないことになりました。

これは自立助長という生活保護の目的にそった改正です。

保護機関の「事前の承認があること」が条件となっているので、福祉事務所がこの通達の趣旨に沿った扱いを行うように監視していく必要があります。