「エヌピーオーに入って、生活保護受けてますが、残高が、2万5千円しか残らず、最悪なのはエアコンが、三回に分けてタイマーかけてあるから、冷房が使いたい時間、使えない。他にも色々不便な事が多く、抜け出すのに、困っています!」
今日もこんなメールが入った。
「駅で寝ていたら住むところも食事もあると声を掛けられた。寮のような所へ連れて行かれ、生活保護申請に同行してくれたが、通帳と印鑑を預けさせられ、手もとには1万も残らない」「何かの団体の施設に入っていたが食費やいろんな名目で引かれてお金を渡してくれない」
こういうNPO語った貧困ビジネスの餌食にされている人からの相談も実に多い。
先日相談があった人は、抜け出してこちらに来るのをヤクザ系の施設側に見つかりバスに乗る寸前に連れ戻されたそうだ。
こういう貧困ビジネスが未だに存在していること自体が不思議だが、行政がこういう組織を利用している気もする。
大阪市のある施設では保護費が大阪市から施設側の口座に振り込まれ必要経費を引いて残額が被保護者に渡されるシステムになっていたが、本人には保護費の明細も渡して無かった。明白な違法行為だがこの施設は大阪市から様々な事業を委託されている老舗の団体だ。大阪市は住居の無い者に対して居宅保護を認めずこういう施設に強制的に押し込んでいるのだ.まさに行政が貧困ビジネスを応援し育成していると言ってもいいぐらいだ。
これからも貧困ビジネスを一掃するために、悪質NPOからの「脱出」を手助けしていこうと思う。